Q.コンプレッサー方式とデシカント方式の違い?(除湿機)

よくある質問 / その他

トヨトミのコンプレッサー方式の除湿機

TD-C56D TD-C56E TD-CH56D TD-CH56E MD-8B MD-8K 他

トヨトミのデシカント方式の除湿機

TD-Z80 TD-Z80C TD-Z80D TD-Z80F TD-Z80G 他

特徴、内部構造

コンプレッサー方式

空気を冷却することにより発生する結露を利用しお部屋の空気の水分を取り除きます。製品内部で冷媒を循環させ、湿った空気を冷やして水滴に変える事によりお部屋の空気を除湿します。

デシカント方式

製品内部のゼオライト(乾燥剤)に水分を吸着させることにより、お部屋の空気の水分を取り除きます。水の吸着と放出に優れた多孔質乾燥剤を用いて空気中の水分を吸着させ、ヒーターの熱により乾燥した空気を吹き出しします。吸着した水分は熱交換器で水滴となってタンクにたまります。

長所

コンプレッサー方式

  • 高温時の除湿能力が大きい。(湿気の多い梅雨、夏場に効果を発揮します。)
  • 消費電力が少ない。(デシカント方式と比較して)

デシカント方式

  • 衣類乾燥に優れている。低温時の除湿能力が大きく冬場でも除湿能力が落ちない。
  • 軽量・コンパクトで運転音が静か。(コンプレッサーを内蔵していない為)

短所

コンプレッサー方式

  • 低温時に除湿能力が落ちる。冬場の除湿は不向き。
  • 運転音(振動音)が大きい。
  • コンプレッサー内蔵の為に本体重量が重い。

デシカント方式

  • ランニングコストが高い。(ヒーターを使用する為に消費電力が大きい)
  • 室温上昇が大きい。(除湿運転時にヒーターを使用する為)
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