設計・開発 研究部開発4課
2018年入社 Y.Kさん
就職活動をする中で第一に考えていたのが「人の暮らしを快適にするものをつくりたい」という気持ちであり、その希望をかなえられる企業候補にトヨトミがありました。自動車関連企業が多い名古屋(愛知県)で、石油暖房機器や窓用エアコン、空気清浄機といった、より人の暮らしに密着した製品を扱っていることに興味を持ったことが始まりでした。日本のメーカーでも工場は海外にあるといった企業が多い中、トヨトミではプレス加工や溶接の前工程から組立に至るまで社内で製造しています。自身の考えた製品の完成形を市場で並ぶのを見るのはもちろん、製造される工程を自身の目で直に見ることができるという魅力にひかれトヨトミに入社しました。
これまでトヨトミにはなかったような、まったく新しい製品に携わる機会が何度かありました。新しい製品を開発する場合、会社が培ってきたノウハウや評価するための基準がありません。そのため、開発段階で問題が発生したときには手探りで原因を探し、解決する方法を模索する必要があります。また、評価基準がないので、自分たちで評価方法を考えて決める必要があります。最終的には量産という形に結びつかない場合もありますが、製品開発の中で学んだ知識や経験は残っていきます。新たに製品を開発することになった場合でも、〇〇のときにはこんな風に考えてうまくいった(うまくいかなかった)から、今回はこうしようという考え方の基礎が積み重なっていくのを感じ、自身の成長を実感できます。
現在は一人で仕事を進めるというより、先輩や上司に相談し、学びながら仕事をしています。外部のセミナーなどで学べることもありますが、個人から直接学んでいくものの中にはマニュアル化できない個人のスキルがあります。特に設計・開発という職種では書物やマニュアルでは学べない重要なスキルが多いです。例えば10年後に自分が先輩と言われるようになっても、スキルを途絶えさせることなく継承できるようになりたいと考えています。学生の皆さんは、自分の能力を高めるために学生生活で知識や経験を身に付けてきたと思いますが、将来の会社にとっても大きな力となると思います。
トヨトミでは会社の方針として残業を減らす活動をしており、業務状況にもよりますが、普段の勤務ではおおよそ定時で帰宅できています。研究部では一つの製品ごとに担当者が決まっており、時期によって一部の担当者の負荷が大きくなるということがあります。そうした場合にはできるだけ部内・課内で業務を分担して一人で抱え込まないようにしています。しかし、担当者にしかできない業務があるのも事実で、その時は上司と相談しつつ残業を行うこともあります。個人的には良い製品を開発するために必要な残業を行うことはやりがいにもつながると思いますし、先輩や上司からのサポートもあるので、一人で不安や負担を抱えて業務を行うといったストレスもなく仕事ができています。
1DAY
JOB TYPE
STAFF